換気扇をピカピカにしよう!
換気扇は手が届かないところにある為、ついお掃除をする期間が長くなってしまいがちです。
しばらく掃除をしなかった換気扇は油とホコリ汚れが混ざって掃除するのに手がかかる状態になってしまっていますが、そんな状態からきれいにする為のポイントを押さえておきましょう。
洗剤は汚れと反応するのに時間がかかるので、頑固な汚れはアルカリ性の合成洗剤をお湯に溶かしてつけ置きしましょう。隅の汚れが歯ブラシで!
洗剤には、酸性、中性、アルカリ性という3種類があります。
食器洗いなどに使う洗剤は中性洗剤ですが、油汚れを強力に落とす働きをする洗剤はアルカリ性の合成洗剤です。
ちょっとした油汚れであれば弱アルカリ性、ひどい油汚れであれば、アルカリ性の合成洗剤を使うと、油をしっかり溶かして分解することができます。
アルカリ性の洗剤は、効果が高い分、肌荒れを起こす恐れがありますので、ゴム手袋などを着用して作業をしてください。
換気扇のタイプに応じて、分解し、洗剤を入れた40℃くらいのお湯につけ置きをします。
洗剤が油を溶かして、浮き上がらせるまでにはある程度の時間が必要なので、1~~2時間程度つけ置きします。
1~2時間すると、汚れが浮き上がってくるので、スポンジを使ってこすり洗いした後、水洗いをして洗剤分を完ぺきにすすぎ落とし、乾いた布で水分をふき取り、乾燥させてから、元に戻します。
分解できない部分には、キッチンペーパーに洗剤を浸してパックする方法と刷毛を使って洗剤を塗り、ラップを貼り付けて置く方法があります。
キッチンペーパーでパックしたくても落ちてきてしまうような部分には、刷毛を使って洗剤を塗り、ラップを貼り付けて置きましょう。
あらかじめへらなどを使ってこびりついた汚れを落としてから、パックすることがコツです。
隅の部分や、つけ置きやパックで取り切れなかった部分は歯ブラシでこすると落とすことができます。
汚れが落ちたら、何回か水拭きをした後、乾拭きします。
【まとめ】
換気扇の掃除は汚れの度合いによって洗剤を使い分けること、洗剤をつけたらすぐにふき取らず汚れと洗剤がなじむまで待つこと、汚れを落とした後は、すすぎ洗い、水拭きをし、乾燥させることが換気扇をピカピカに掃除するコツです。